素材のお話


 ここ日本でも古くから親しまれている高麗人参。
しかし、その実力については知らない方も多いのではないでしょうか。
  高麗人参には、体の諸機能を正常化する有効成分「サポニン」が豊富に含まれており、体調が悪くなったときに作用して、人の体が本来持っている自然治癒力をサポートしてくれます。
また、健康時には肝臓に蓄えられて将来の不調に備えるという特徴も。恒常的に健康を支えてくれることから、「万能の生薬」とも呼ばれています。

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 栽培期間と収穫後の加工方法に よって、高麗人参は「水参」「白参」 「紅参」の三種類に分類されます。
「水参」は、畑から掘り出したままの もので、主に料理に使われます。
「白参」は2〜4年かけて栽培し、収 穫後に皮を剥いで乾燥させたもの。
一般に流通する高麗人参は、主に この白参を用いたもので、含まれる サポニンは25種類です。
 高麗人参の中でも最高級といわ れる「紅参」は、実に6年もの歳月 をかけて栽培された六年根を使用。
一度六年根を収穫した土地は、土壌の養分がすっかり吸い尽くされているため、その後10年を かけて再び土壌づくりが行われます。
収穫された人参は皮を残したまま蒸し、その後、乾燥処理を施します。
じっくりと手間暇をかけることで、サポニンは38種以上にまで増大。
「美いね!高麗紅参茶」では、この厳選された「紅参」のみを使用しています。